こんにちは!cottaのバイヤーAです。5〜6月はお茶の収穫シーズンですね。
cottaの人気商品の1つ、宇治抹茶パウダーの雅と舞。先日この商品の、収穫から一次加工までを見学させていただきました。
宇治抹茶とは、京都府・滋賀県・奈良県・三重県の4府県産のお茶を京都府内の製造者が京都府内において宇治地域に由来する製法により仕上げ加工した緑茶のことをいいます。cottaで販売している、抹茶パウダーの雅と舞は、京都府産の畑で収穫されるお茶を茶鑑定士がブレンドしているものです。
お茶にはテアニンという物質が含まれていて、このテアニンはお茶のうまみを出すアミノ酸ですが、根でつくられて葉っぱまでテアニンが移動する段階で日光にあたると渋みのカテキンに変わってしまうそうです。
ですから日光があたらないように写真のように遮光することで、まろやかなお茶が育つそうです。お茶摘みには手摘みと茶摘み機とありますが、今回は茶摘み機の様子を見学しました。
遮光シートをめくって、茶摘み機で新芽を収穫していきます。
お茶は、茶葉同士をブレンドするので、こちらの畑や他の京都府の生産者さんで収穫されたお茶の葉をいくつかブレンドして、舞・雅ができています。この機械で新芽の部分を機械で摘んでいきます。
茶摘み機についている袋の中にお茶の葉が摘まれていきます。
こちらは収穫が終わった畑です。
収穫されたお茶の葉は、その日のうちに荒茶製造工場に運ばれて荒茶へと一次加工されます。その日のうちに荒茶まで加工しないと発酵が進んでしまうそうです。
このように集められた茶葉を蒸機へ送って蒸します。
写真が蒸された後の茶葉です。この後茶葉は、てん茶炉で乾燥されます。
茶葉がてん茶炉で乾燥されると、こんなに小さく軽くなります。この状態が一次加工の「荒茶」です。
荒茶の状態でお茶は取引され、加工されます。
このお茶を使って作られている、人気の高い抹茶パウダーをご紹介します。
雅は、一番茶を中心に宇治抹茶らしい甘さを出したそのまま宇治抹茶らしく味わってもらいたいという思いで茶鑑定士がブレンドしています。まさに宇治抹茶らしい上品な甘さが特徴で、宇治抹茶の味わいをストレートに味わいたい時におすすめです。抹茶としても美味しくお飲みいただけます。
舞は、焼き菓子向けに一番茶に二番茶を加えて苦みを強調するよう茶鑑定士がブレンドしています。深みのある美しい色合いと味わいが特徴で、焼き菓子だけでなく、生クリームとの相性も抜群です。
今回せっかく見学に行ったので、お茶の手摘みも体験させていただきました。手摘みされるお茶の茶葉はとても高いので、なかなかお目にかかることがありませんが、お茶畑の香りと緑色にとても癒やされました。
葉っぱの中にある新芽だけを丁寧に手で摘んでいきます。この新芽から、cottaの抹茶パウダーが作られているのだなぁと、とても贅沢な気持ちになりました。
是非この、抹茶パウダーお使いになってみてくださいね!
【夏におすすめのレシピ 宇治抹茶かき氷】
<材料>
<作り方>
- 予めグラニュー糖と宇治抹茶をよく混ぜておく。
- 沸騰した熱湯を注いで、泡立て器でよく混ぜる。
- 冷蔵庫で冷やし完成。お好みで自家製練乳を加えても美味しいですよ。