こんにちは!新規事業・マーケティング担当のDです。
11月はりんごのお菓子キャンペーンを全力で推しているコッタですが、
産地直送のりんごのお取り寄せのページはもうご覧いただけたでしょうか?
お菓子作りが大好きなお客様に、お菓子作りにぴったりのフルーツもお届けしたい。
コッタのお客様なら、きっと訳ありのフルーツも上手にお菓子やジャムにしてくださるに違いない。
そうして農家さんの応援したい!というこちらの企画。
前回に続き、2軒目のやまじゅうファームさんの訪問レポートをお届けします。
グラニースミスのパイオニア
長野県・飯綱町のやまじゅうファーム 中村淳子さん。
「グラニースミス」という青りんご品種を、アップルパイ専門店の『グラニースミス』に年間10tも卸している農家さんです。
グラニースミスは、20年ほど前に中村さんのお父様が栽培をスタート。
オーストラリアの品種のため、初めはどういう木なのか誰もわからず、栽培にはとても苦労されたそう。
その後、やまじゅうファームにはアップルパイ専門店『グラニースミス』から受注が入るようになり、注文の量が増えるにしたがってグラニースミスを増やし、現在に至ります。
家業のりんご農家を継承
りんごへの愛情に溢れていて、お話がとっても楽しく、魅力あふれる中村さん。
意外にも、はじめは家業を継ぐつもりはなかったと言います。
バレーボールに熱中した学生時代を経て、介護職やアパレル業などさまざまな職業に従事。その後、畑の手伝いに帰省した際に、あらためて家族や家業の状況に目が向いたとのこと。
はじめは女性で農家を継ぐことに不安や戸惑いがあったそうですが、お父様のサポートや周囲の後押しもありこの道を選ぶ決心をされました。
今では、若い女性農家というお立場で、講演会などに呼ばれてお話をする機会も多くあるそうです。
木を高く伸ばす栽培
やまじゅうファームでは、木を高く伸ばすことで収量を上げる栽培をしています。
「横はスペースが限られるけれど、上には限界がないから」というお父様の教えによるものだそう。
高所の作業は、まさに体を張った作業で頭が下がります。
「手をかければ応えてくれる」
農園では、栽培のお話をたくさんうかがいました。
たとえば、葉を除去してりんごへの日当たりを良くしたり、逆に葉っぱで日よけを作ったりすること。
収穫後、やっと一息という時期には、病気予防のために枯れた樹皮の除去作業が待っていること。
とにかく、おいしいりんごを作るための情熱に溢れていらっしゃるんです。
それは「りんごは手をかければ応えてくれる」というお父様の教えが強く影響しているそうです。
ぜひ生で食べてみて!
中村さんにおすすめの食べ方をうかがったところ、「ぜひ生で食べてみて。」とのこと。
少し置いて、皮にワックスが出て少しべたつくくらいが食べ頃。しばらく置くことで酸味がやわらぎ、ほどよい甘みと酸味でおいしくいただけます。
サクサクとした食感はサラダなどでも楽しめそう♪
グラニースミスを
代表的なりんご品種に
中村さんは「グラニースミスを『フジ』のような、誰もが知っている、たくさんの人に親しまれるりんごにしたい。」とおっしゃいます。
「グラニースミスを加工用・クッキングアップルとは言いたくないんです。生でもお菓子でも、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいから。」と。
ここでも中村さんの情熱を感じました!
今回のお取り寄せ企画のりんごも、ぜひ生とお菓子両方のおいしさを体験してみてくださいね。
長野県飯綱町の「いいづな
りんごスイーツコンクール」
やまじゅうファームのある長野県飯綱町では、毎年「いいづなりんごスイーツコンクール」というりんごのお菓子のコンクールを行っています。
審査員はフランス菓子研究家の大森由紀子先生。
若いパティシエの方々が、技術を競ってコンクールに応募されています。
実は、私も町民審査にお邪魔し、美しくておいしい最新のりんごスイーツを13品もいただきました♪
町も人も一体となって、産地を盛り上げる取り組みに感銘を受けました。
よかったら公式Instagramをチェックして、参加してみてくださいね!
やまじゅうファームおすすめ
グラニースミスを販売中!
特集ページでは、商品を詳しく紹介しています。
中村さんこだわりのりんごをぜひお試しくださいね。
【訪問レポ vol.1はこちら】
<長野県飯綱町・やまじゅうファーム>
▶公式HP
▶公式Instagram @yamajuu_farm