商品について

「湯せんもできる垂直パウンド型」の工場へ行ってきました

6月ももう終わり…今年は暑くなる日も早く、我が家は今季初の冷房を6月早々につけました…!
そんな暑い日々に爽やかな風を感じさせてくれるような企画「初夏です、茶葉。」では、垂直パウンド型を使用したレシピをたくさん紹介しています。
暑い…!けど、作ってみたい!そんな気分にさせてくれる、爽やかで美味しそうなお菓子たち。形がとてもスタイリッシュなのは、この型で作っているから!

焼きはもちろん、湯せん、冷菓まで作れて、スタイリッシュな垂直型のパウンド型です。
型の開発は昨年の春頃からスタート、その年の夏に、工場のご厚意によりサンプル製作の現場を見学させていただきました♪

※以下の画像はサンプル段階のため、形状が発売中の商品とは異なります。

職人の町・新潟県燕三条に垂直パウンド型の工場があります。

ひしめき合うように並ぶ工具や機械。圧巻の現場です。

一枚の板を複数の工程を経て折り曲げていきます。



縁を折り曲げて、ワイヤーを通し、スポット溶接という接着を行います。

接着後、角を叩いてよりピシッとした垂直になるように。

次は「はんだ」(金属同士を接合する合金)で隙間を埋めていきます。はんだを流して埋めていくのですが、その前に流れが良くなるように細かな傷をつけて、薬剤をつけます。

いよいよはんだをつけていきます。余談ですが、中学生くらいの時に、はんだ付けを習ったことはありませんか?

その時は電気式のものでしたが、このパウンド型では、電気式よりも溶接のパワーがある銅製のはんだゴテを使用します。型本体を温める用途もあるそうです。

この工程により、隙間がしっかりと埋められて、湯せん焼きも冷やし固めるゼリーなどの冷菓も作れるようになります。

いよいよ形の完成に近づいてきました!

お水を入れて水漏れがないかチェックし、

しっかり洗浄。

この後、お菓子の型離れを良くし、型の耐久性をアップしてくれるシリコン塗装に進みます。

ブログを書いているだけでも、ちょっと気の遠くなるような細かな工程ですが、これでも全部は書ききれていません…!

少しだけお値段がはるパウンド型ですが、国産ならではの職人さんの手仕事が光る商品です。
これからまだまだ暑くなるこの季節、丁寧な手仕事とこだわりの詰まったこのパウンド型で、
ひんやりスイーツ作りを楽しんでいただけたら嬉しいです♪

特集ページにはひんやりスイーツも、焼き菓子もレシピが大充実◎ぜひお気に入りのレシピを見つけてくださいね*

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