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第2回全日本マカロンコンクール

少し前のことになりますが、2017年10月に第二回全日本マカロンコンクールが開催されました!その様子をcottaパートナーのつるたんさんが取材記事にしてくださいましたのでご紹介します。

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コッタパートナーの『つるたん』です。

2017年10月10日 コッタさんがスポンサーをしている第二回全日本マカロンコンクールの最終選考の取材へ行ってきました!!

 

2017年10月10日
《第ニ回全日本マカロンコンクール最終選考》

書類審査により選ばれた20名のマカロンが最終選考会場に集まり、豪華な審査員の方々による厳正な審査が行われました。

第ニ回目の審査員には昨年優勝者の早戸さんもいらっしゃいます。

最終選考の結果発表前。
会場入り口には参加者の方々やコッタさんの関係者が集まっていました。昨年出場者の方と再会しお話していると、開場時刻に。今年はどんなマカロンが集まったのでしょうか。誰が優勝・入賞するのでしょうか。
わたしまでドキドキが止まりません。

第2回マカロンコンクール出場者の皆様が会場に揃うと…

理事長 小林眞澄氏による挨拶と審査員シェフの紹介が始まりました。

マカロンコンクールの発起人ヴァンソン・ゲルレ氏からのフランス語のメッセージがサントスシェフにより読み上げられました。いよいよ、審査発表。参加者20名の中から1位、2位、3位が選ばれます。1位の方には2018年フランスで行われる世界大会へのチケットが用意されています!3位から発表です。

 

・第3位 幸田聖子 さん『弦月』

早戸さん「中のプラム、ガナッシュのスパイスの濃さが良かった。昨年入賞者の方が今年も入賞して嬉しいです。」
中野シェフ「フルーティーなプラム、スパイスのバランスが良かった。コンクールらしい作品がある中シンプルで美味しい。売っても大丈夫。」
上霜シェフ「綺麗に出来ていた。食べて美味しいマカロンを考えて選んだ。無理して目立つよりも美味しいマカロンが良い。」

幸田さん「昨年も3位でした。今年レベルの高い中残れただけで嬉しいです。コンクールに応募した理由はマカロンを作るのが苦手だったから。マカロンをちゃんと作れるようになりたかったから。ありがとうございました。」

 

・第2位 小林美里さん 『Camomille Citron』

廣瀬シェフ「上位はみんな美味しくて好みの問題。難しい。自分がどこを求めているのか。はっきりしていると良い。」
興野シェフ「1番好みだった味。個性があり、好みのマカロン。教科書ではなくもう一度食べてみたくなるか。インパクトがあり後味のカモミールが爽やか鮮烈な味わい。素晴らしいマカロン。美しいビジュアルも求めるとより高いステージへ。美味しかったと本当に思った。」

小林さん「飼っていた小鳥の色と想いを込めて作りました。こんな賞をいただけると思わず、とても嬉しいです。ありがとうございました。」

 

・第1位 大村恵さん 『胡麻琥珀もち』サントスシェフ「見た目が美しく完璧。もちが入っていたり、ごま味だったり、オリジナリティがあり食感が良かった。」
金井シェフ「マカロンの味、食感。本当に美味しく感動した。見た目、フォルムが綺麗。ひとつひとつ丁寧に作られていると感じた。水分移行が重視されるマカロンの一体感、バランスもいい。日本らしさもあり世界大会へ向けてもやっていける。」
猿舘シェフ『世界大会でやっていける人。マカロンの生地のクオリティをきっちりあげられる人。トータル面の評価です。マカロンのクオリティが高く、味を変えても通用すると思う。世界大会も期待している。」
小林理事長「2018年5月19日。17ヶ所の精鋭が集う世界大会。シェフたちのサポートがあるのでご安心ください。頑張りましょう!優勝しましょう!」

大村さん「マカロンコンクールとても苦労していて、すごく迷走しました。正解が分からず。自分が出したものが選ばれ本当に嬉しいです。世界大会に向けて精進して行きます。」

(入賞者と審査員 集合写真)

 

(出場者と審査員 集合写真)

そして、マカロンコンクールでは審査発表後、出場者と審査員全員で懇親会が行われます。

乾杯の挨拶では「わたしたちにとってマカロンの存在は当たり前。そうでない人もまだまだいます。マカロンがもっと日本中で親しまれ愛される存在になりますように。」というお言葉が印象的でした。

マカロンコンクールで一番楽しい時間だと感じる懇親会。シェフたちから直接マカロンについてアドバイスや感想を聞くことができます!なんと、記念撮影も出来ます!

実際にマカロンの試食もできちゃいます!

食べ比べてみると、入賞した作品は本当にどれも美味しく感動しますし入賞を逃した作品もクオリティが高く個性的な味わい。この素晴らしい機会を次回出場を検討される方には楽しみにしていて欲しいなあと思います。

「コンクールで勝ち残るマカロンと商品にしたとき売れるマカロンは別物。しかしコンクール向けに作って勝ち残るとも限らない。」と話すシェフがいらっしゃったのが印象的でした。もしもまた出場できるならコンクール向けに狙って作るのではなく、自分が本当に美味しいと思うマカロンで勝負したい!と感じました。

最後に、出場者・主催者の方へのインタビューを掲載させていただきます。

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▼出場者でコッタパートナーでもある きゃらめるみるく みぃさんにマカロンコンクール後インタビューをさせていただきました。

Q1. 2年連続出場おめでとうございます!マカロンコンクールに出場した感想をお聞かせください。
A1. ありがとうございます。憧れのシェフの皆さんに自分の作ったものを食べてもらえるだけでなく評価までしてもらえる。こんな最高に嬉しい事はありません。そんな素敵な場所に2度も来れて幸せです。
嬉しい事に去年、私が作ったマカロンの味とその敗因までもシェフは覚えてくださっていたのにはビックリしました。次も頑張ろう!ってモチベーションが上がります(笑)

Q2. 昨年と比べてマカロンコンクールはどう変わりましたか?
A2. 去年もレベル高いなぁと思っていたのですが、今年は更にハイレベルになっているように感じられました。

Q3. みぃさんにとってマカロンとは?
A3. 私の中で技術もフレーバーもずっーと模索し続けるであろう永遠の課題で魅了されるお菓子のひとつだと思います。何年たっても追い求め人生のお菓子作り最後まで「わからーん??」と叫んでそうですσ(^_^;)

Q4. 今後の目標を教えてください。
A4. 今の自分を少しでも越えられたらいいなと思ってます。次はもう一つ上を目指して頑張ります。

Q5. 今後マカロンコンクールに期待することはありますか?
A5. マカロンコンクールが沢山の人に浸透していき、これからもこのこのコンクールが続いていくことを願ってます。

みぃさん、お忙しいなかインタビューにお答えいただきありがとうございました!

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▼全日本マカロン協会 理事長 小林眞澄様へインタビューさせていただきましたのでこちらも掲載させていただきます。

Q1. 第二回全日本マカロンコンクール開催おめでとうございます。 2 年目のマカロンコンクールとなりましたがいかがでしたか? ( 昨年と比べた応募者数、新しい審査員の方など是非教えてください。 )
A1. 有難うございます。お陰様で、10月10日に第二回全日本マカロンコンクールを盛況のうちに開催することができました。
昨年度に引き続きご参加頂いた方や、本コンクールの主旨にご賛同頂いた料理教室主宰者様に勧められた生徒の方がご参加頂くなど、コンクール応募者の層が拡大して参りました。昨年度の審査委員を務めて頂いたフレデリック・マドレーヌシェフ、菅又亮輔シェフ、猿舘英明シェフ、上霜考二シェフ、金井史章シェフ、廣瀬達哉シェフ、中野慎太郎シェフに加えて、本年度はサントス・アントワーヌシェフ、興野燈シェフに新たにご参加を頂き、引き続き新進気鋭の著名シェフの皆様の全面的な協力体制の下、コンクールを開催出来ましたことに改めて感謝を申し上げます。

Q2. マカロンの日 (10 月 9 日 ) に全国 30 店舗で新作マカロンが発表となりました。マカロン好きとしてはとても喜ばしい企画で私も 30 店舗巡りを個人的にはじめたところです。マカロンの日提唱とその活動内容について改めてお聞かせくださいますか?
A2. つるたん様はお気に入りのマカロンに出会えましたでしょうか?
当協会では、クリスマスからバレンタインデー、ホワイトデーと続く洋菓子協会の繁忙期の前に、パティシエの皆様にご活躍頂き、またマカロンファンの皆様に喜んで頂ける新しいイベントとしての「マカロンの日」を企画提唱し、新作マカロン発表の場として、著名パティシエの皆様にご参加をお願いして参りました。
本年度は、 30 店舗のパティシエの皆様が、それぞれ創意工夫を凝らした新作マカロンを考案頂きました。
また、パティスリーだけではなく、ミシュラン2つ星のフレンチレストラン、ピエールガニエール様にもご参加頂き、期間限定のマカロンデザートをご提供頂きました。

Q3. 今年優勝者へ向けて『世界大会で優勝しましょうね!』というお言葉がとても印象的でした。世界大会への意気込みを是非お聞かせください。
A3. 本年度の世界大会は、当協会にとっても初めての体験であり、挑戦者(日本大会の優勝者)の方と共に手探りで準備し、参加致しました。来年の世界大会においては、本年度の経験を活かし、上記審査委員のシェフの皆様にサポートをお願いするとともに、現地コーチングシェフ(来年もレ・トロワショコラ・パリ 佐野恵美子シェフにご協力頂ける予定です。)との連携を強化し、マカロンの本場フランスでの上位入賞を目指して参ります。

Q4. 今後全日本マカロンコンクール、日本のマカロンはどう発展していくのでしょうか?来年度はまた新たな展開があるのだと思うと、とても楽しみです。

A4. 昨年度、本年度の全日本マカロンコンクールは、フランスで開催される世界大会の日本予選という位置付けを有することから、参加資格等の規定は世界大会の規定に準じて適用しております。従いまして、アマチュア以外の方(製菓学校の生徒を含む)や未成年の方にはご参加頂けませんでした。今後は、より幅広い参加者の方が、新しいマカロンのアイデアや製法で競って頂くことを目的として、新たなコンクール等を別途企画、開催することを検討しております。
今回の全日本マカロンコンクールにおいても、アマチュアの方々の斬新なアイデアや高い調理技術に審査委員も驚かされることが多くありました。新たなコンクールを通じて、多くの素晴らしいマカロンとの出会いをプロデュースさせて頂ければと考えております。皆様のご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。

小林眞澄様お忙しいなかインタビューにお答えいただきありがとうございました。

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マカロンコンクール取材記事およびインタビュー記事は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか。参加していない方やマカロンコンクールについてまだ知らない方にも楽しんでいただけたら幸いです。

マカロンコンクールの魅力を伝えたい!取材をしたい!という私の想いを快く受け入れてくださった全日本マカロン協会理事長様、スポンサーのコッタさん 心から感謝申し上げます。これからもマカロンを愛する者としてマカロンの日やマカロンコンクールについて広めていきたいと思っております。

インタビューでも触れましたが今年はマカロンの日10月9日に合わせて30店舗でそれぞれ新作のマカロンが発表されました。30店舗巡りを個人的に初めたところです。皆さんも是非巡りましょう!マカロンを楽しみましょう!

2018年5月19日フランスで行われる世界大会チーム日本が優勝をつかめますように。
次回、第3回全日本マカロンコンクールは更に盛り上がりますように。
マカロンコンクールの益々のご発展を願っております。

コッタパートナー つるたん

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