cottaの製菓材料ってどんな風に作られているのか、ご存じないお客様も多いと思いますので少し工場についてご紹介したいと思います。
cottaで販売している製菓材は本来はもともとお菓子・パン屋さん向けの業務用食材です。
業務用サイズは、何十キロ単位ですから、個人の方々がご購入されやすいように、小さいサイズに小分けする必要がありますよね。現在cottaの小分け商品は約600アイテム。
こんな多品種を小分けしている工場についてご紹介します。
まずcottaを運営する株式会社タイセイは大分県津久見市というところにありますが、この小分け工場はその隣の宮崎県にあります。
こんなのどかで空気のきれいな場所にあります。田舎ですね(笑)
さて工場に入室するまでには、準備が必要です。
まずは衣服にコロコロをかけて白衣を着て、またその上からコロコロ。コロコロの手順書の通りにやらなければなりません。
そして手洗い。目の前にあるタイマーをつけて30秒石鹸でゴシゴシ。その後またタイマーを入れ直して、30秒間水で流します。
こちらも手順書の通りに。進めます。
そしてアルコール消毒。この手洗いを、スタッフは9時、10時半、13時、15時半、16時半と5回やることが義務付けられています。
私は1回やっただけで手がカサカサ(笑)これを4回もやってるなんて・・・辛い・・・。
そしてエアーシャワーへ。すごい風の力で埃をとばします。これでやっと工場に入れます。
早速小分け部屋の一部をご紹介します。こちらはチョコチップのお部屋。5kgを500gに小分けしています。こちらの商品ですね。
そしてこちらはドルチェのお部屋。25kgを1kgに小分けしています。こちらの商品ですね。
え?手作業?と思われた方も多いですよね?
そうなんです。ほとんどの商品を手作業で小分けしています。
よかったらInstagramのストーリー動画もどうぞ。
かなり地道な作業です。
もちろんこんなどデカイ機械もあるのですが、これを1回動かすと1日で2万個製造できちゃいます(笑)
でも手作業で作っているのは100個単位。お客様になるべく新しいものをお届けしたいので、少しずつ小分けするのが基本なんです。
それに、この機械で製造すると、終了後のお掃除に2人掛かりで3時間かかります(笑)
600アイテムも小分けしているので、さすがに機械では非効率すぎるんです。
小分けする人の隣では、シーラーをかける人がいます。これももちろん手作業です。
やっぱり熟練のスタッフはすごいです。小分け作業のスピードも早いし、その後なるべく空気を抜いて正確にシーラーをかけていきます。
作られた商品は、こうやって丁寧に検品をして、cottaの倉庫に運ばれていきます。
こちらは入荷した原料を一時的に保管する場所。温度管理も徹底されています。
売れ筋のイーグルも積み上がってますが、こんな量はすぐになくなってしまいますので、在庫の回転も早い!
ちなみに、この工場には数十台の監視カメラがあり、異物混入を徹底的に見張っています。
cottaの商品は、こうやって人の手で気持ちをこめて、丁寧に丁寧に製造しています。これからも安心してご利用くださいね^^
cottaスタッフ